とある部屋での一悶着 - 2/3

「え゛っほ……うぇ……なんか変な味する……」
 またしてもよく分からない原理で怪しげな薬が一本だけ補充されていたのでとりあえず俺もソレを口にした。なんか喉が焼ける感じ……レイジの奴、よく吐かずに飲めたな。
「ぅ……っ」
 当のレイジは苦しげな息を吐きながら壁に身を寄せている。脚を閉じてるけど多分あの下は大変なことになってるんじゃないかな。二本も飲んじゃったわけだし。
 うわぁ、脚モゾモゾしてる……涙目になってんのも相まってとてもよろしくない。ほら、もー。こっちも反応してきちゃったじゃん。

「えー……どうする?」
「俺、は……やり方知らない……っ、お前がやれ……」
 とりあえず堪えるように唇を噛んでいるレイジに問いかけると、荒い息づかいで返された。それ聞きようによっては『好きにして』って聞こえちゃうぞ。考えすぎか。
「じゃあえっと……しちゃってもよろしい?」
「いいから……はやくしろ」
 それじゃあ遠慮なく。ごめんウソ。めっちゃくちゃ遠慮するわ、こんなの。いやいや、でもいきなり挿れようとすんのってがっついてるように見えない?
「一回抜いとく?」
「ぬい……?」
 え。なんで首傾げてんの。
「いや、いったん落ち着かせようと思って……もうスッゴいきつそうだから一度抜いちゃったほうがいいかなーって」
「何を?」
 何を。ナニをだよ。そのいきり立ってるモノをだよ。

「そういうタイプなの?わざわざ相手の口から言わせちゃおうっていう」
 わりとハレンチなタイプ。レイジって意外にもそういう奴だったり?
「だから、何の話してんだよ」
 俺の煮え切らない態度にレイジは「らちが明かない」とイライラした様子で投げ掛ける。
「いやだから……自慰」
 いざ言わされるとなるとめちゃくちゃ恥ずかしい。……待てよ?もしかして。
「したことは……ある?」
「……ない」
 レイジは無知をさらすことが気恥ずかしいのか小さく呟く。『ひぇ、そこから!?え、うっそ、どこのAVだよ!』なんて言おうものなら拳が飛んで来るのでとりあえず「そっかぁ……」と返した。

 

 

「はい、それじゃあ脚広げてー」
 これからすることのざっくりとした説明をして「……もう好きにしろ」と言われたので好きにすることにした。ついでに精通はしてるっぽい。でも親に相談はしずらかったとのこと。「クルベスさんには?」と聞いたら「アイツに相談なんかするわけねぇだろ」って返された。一応あの人、医者なんだけど……。
 前をくつろげさせて予想通りもうガッチガチになったソコを見て『綺麗な顔してるけどやっぱり男なんだよなぁ……』と思案する。

「じゃあ触るよー。嫌だったら言ってねー」
「それ止めろ。ガキ扱いされてるみたいで腹立つ」
 いや、こうでもしないと思考回路がやっばい方向にいきそうなの。今すぐグッチャグチャにしたいとか考え始めちゃってんのよ?ガチめに犯罪者の思考じゃん。
「ふ、あ……っ!」
 とても大変なことになっているモノに触れる。それだけでも大げさに身体を跳ねるレイジから意識を逸らしつつ、とりあえず手早く抜いてやることにした。さっさとヤってさっさと終わらせよう。そっちのほうがレイジの負担も軽いだろうし。

「うぁ、はっ……!やめ……はやい、って……!」
 身をよじらせ端正な顔を歪ませるレイジに生唾を飲みながら、慌ててその手を止める。ちなみに俺の手はレイジの先走りでベッタベタになっていた。
「ご、ごめん……早く終わらせたほうがいいかなって」
「こっちは……したことないんだぞ……お前が初めてなんだ……それぐらい考えろよ」
 熱い吐息混じりに言わないでほしい。がっついちゃう。我慢しろー俺。

「頑張ります、と。じゃあ今度はゆっくりいくな」
 そう言って先ほどとはうってかわってゆったりとしたペースで擦ってやる。……湿った音がハッキリと聞こえてしまってハレンチだと思うのは俺だけかな。
「ン゛……う、ぐっ……」
 袖を噛んで必死に声を押さえようとしてるけど、その身体は快感にうち震えている。『くぐもった声ってエロイなー』って思いながら丁寧にのぼりつめさせていく。
「う、あっ……まっ、なんか、クる……!まてって、とま――っ!」
 ブルル、とレイジの身体が大きく震え、勢いよく精を吐く。結構濃いやつが出たな。

「おま、え……待てって……いっただろ……」
「いやお前、その直後にイってたじゃん……」
 恨めしげに睨まれるが、頬を朱く染めながらハァハァと熱い吐息&涙目で言われても誘っているようにしか見えない。あと足はおっぴろげだし。何こいつ。今すぐ襲っちゃうぞ?
 でもまだまだレイジのモノは元気だ。さすが二本。きつそー。

 

 まぁおふざけもほどほどにしよう。なおも不満げなレイジを横たわらせて、前をくつろげていただけだったズボンなど、下に履いてる物をさっさと脱がせる。まじでされるがままじゃん。
「上も脱ぐ?」
 なんか下だけ脱いでるって不恰好だし。
「どっちでも……つーかお前も脱げ。不公平だろ」
 どういう主張?まぁ本人がそう望んでるならそうしますけど。
 とりあえず俺もレイジも一糸まとわぬ姿になる。あーあ。もうここまできたら引き返せないぞー。ここで俺が筋肉バッキバキだったら格好良かったんだけど、残念ながらそうではないのでね。もうちょっと鍛えないとなー。

「それじゃあ……えっと、慣らしていくんで。痛かったりしたらすぐ言って」
 脚を肩に担いで……あぁ、あと置いてあったピンク色の液体を垂らす。それが冷たかったのか、レイジは小さく息を詰まらせた。そんな彼に「怖くないよー」って頭を撫でようとすると秒ではたかれた。お前そういうとこだぞ。
「……ほんとに、いれんのか」
「やめる?」
 怯えたような顔色のレイジに問いかける。コイツ普段は気丈に振る舞ってるけど、結構怖がりだからな。

「無理矢理やるのは俺も嫌だし。ていうか俺が挿れるほうでいいの?」
「お前のほうが知識あるから……大して知らないのにやって、大変なことになったら……そっちのほうが胸くそ悪い」
 ギン、とした目つきで俺を睨む。
「いいからやれよ。こっちはもうキツイんだからさっさとしろ」
 なぜ妙に男気ある言い方なの?とは言わなかった。

「はいはい、分かりました。じゃあお望み通りさっさとするわ」
「別にのぞんで……っ、ヒッ、き――!」
 うわわわ!ヤバい感じに引いた声出た!『すぐ終わらしてあげよ』って思ったから指入れたのに、めっちゃ身ぃすくませられるとこっちもビビるよ!?
「う……あ、ぐ……っ」
 もう泣いてんじゃん!!ガタガタ震えながら涙こぼしてんじゃん!この状況だれが見てもレイプにしか見えないやつだよ!
「するん、だろ……ひっぅ……はやく、しろって……っ」
「無理だって!申し訳なさすぎてできない!!」
 とりあえず、急ぎ指を抜いて「本当にごめん……!」と慰める。声押さえながら泣く奴に昂ってしまうような、アブノーマルな趣味は持ち合わせていない。

「――っ、いいからやれよ!バカかお前は!!」
「どういうタイプの罵倒なのソレ!?」
 こっちはお前に気ぃ遣ってんだけど!全っ然泣き止まないお前を思ってやめてんの分かってくれないかなぁ!!
「俺は覚悟決めたんだ!お前も腹ぁくくれ!!」
「ひぇ、なにそれ!?本当に今から抱かれる奴が言うこと!?ボロッボロに泣いてたのに!」
 そう言うと顔面に思いっきり枕を叩きつけられた。

 

 

「分かりました!じゃあやるか!今さらやめるっつってもやめねぇからな!」
「あぁそうしろ……ったく、無駄に体力使った」
 そう吐き捨てたレイジは非常に疲れた様子で持っていた枕を置く。
 あれから俺が余計なことを言う度に枕で殴られ、温厚な俺でもさすがにプツンときてしまった。二人ともやる前からゼェゼェになってるってどういうこと?でもまだ下半身は元気なままだよ。こっわ。
「ひとつお願いしておきますけど、できれば泣かないでください。俺そんなかわいそうな状態のやつ相手にやれないんで」
「泣くわけねぇだろ」
 泣いてたじゃん。もうこの世の終わりかってぐらい怯えてたよ?まぁこれ以上顔面に枕をぶつけられたくないのでもう言わない。スルーしろ。寛容な心を持て。

「じゃあ一旦深呼吸。落ち着いてー。はい、リラックス。怖くないからねー」
 さっきはいきなり挿れたのも悪かった。とりあえず心の準備って大事だからね。……って促してやってんのに全然深呼吸できてないし。これマジで俺のモノ挿れるってなったとき大丈夫?死なない?
「ぎゅってする?」
「しない……もういける。つーかこんなことしなくていける」
 俺からの抱擁の申し出を見事に切り捨て、やっぱり強がる。そんな強情な親友に少し呆れつつ、かたく閉じたままのソコにソッと指をあてがう。レイジはそれだけでまた血の気を引かせた顔をするも、大きく息を吸って確かな目で見上げた。

「大丈夫。俺はお前のこと好きだから。傷つけたりしないよ」
 少しでも安心してもらおうと微笑みながら告げる。するとレイジは顔を赤くしてしまった。
「……それ、いま言うか……?」
「え、雰囲気出ない?」
 あと嘘じゃないし。お前に危害を与えるつもりはさらさら無い。
 いてっ、なんか知らないけど枕投げつけられた。まぁでも偶然にも枕はこっちの手に渡ったので不用意に枕をぶつけられることはなくなったか……この枕、酷使されすぎてちょっとへたってんじゃん。とりあえず邪魔だし遠ざけとこ。

 

「ん、それじゃゆっくり挿れてくからなー」
「……っ、ぅ……ン゛」
 ツプリ、と指を押し込めるとソコはかなりキツかった(さっきも挿れたけどキツさとかに気が回らない状況だった)ギュッと唇を噛んでシーツを握る姿に『やっぱり上まで脱がさないほうが良かったかなー』と悔いた。さっき抜いた時は袖噛んで声押さえようとしてたし。

「う゛……はぁ、ふ……」
 俺の指の動きに呼応するように努めて呼吸を繰り返す様は見ているだけでもしんどそうだ。できるだけ苦しい思いをしないようにしたいな。たまにグルリと指を回してゆっくりと着実に拡げていくも今のところ全然気持ちよくなさそう。
「大丈夫。ゆっくり呼吸して。苦しくならないよう、ちょっとずつ増やしていくから」
「いちいち、言うな……っ」
 黙って増やしたらまた泣くだろお前。こっちの気遣いを無下にする気か。うーん、そろそろもう一本挿れても大丈夫そう?

「はっ……ん、ぃ……っ」
 苦しげだった声に混じって熱い吐息を漏らし始める。うん、上々。少しずつでいいから慣れてきてくれよー。
 そんな調子で指も二本、三本と順調に増やしていき「あともうちょっとだからねー」と声を掛ける。
「ふっ……く……ひ、ぁ――っ!?」
 優しく拡げることを念頭に内側を撫でていた指がある一点を掠めた時、レイジは大きく背中を軋ませて裏返った声を出した。その反応に思わず驚いて指を動かしてしまう。

「やめ、やだ……っ!それ、あぅ……!」
 するとその指先がそのドコカに当たってしまったようでレイジは逃げるように身をよじるも、その動作によってより一層刺激されてしまう。普段のすました態度はどこへやら、なす術なくビクビクと震える姿は申し訳ないけどちょっと、その……エロイ。
 あー、まずい。とりあえずさっさと拡げてやろう。このまま長引かせたらめちゃくちゃに抱いてしまいかねない。
 その間もレイジは「うぁ、あ……!」などと下半身にとてもよくない声を出し続けていた。

 

「うん、もう大丈夫そう……いける?」
 ヂュプ、と指を抜いたソコはわずかながらに口を拡げている。当の本人は腕で顔を隠しているがモノはこれ以上にないほど反り返っている。結局今の場所って前立腺だよな……そんなに気持ちいいもんなの?
「いけそう?」
「……言わせんな」
 荒い呼吸の合間にもしっかりツンな態度は忘れない。ここまでくると感心するよ……。
 そんな態度にはいささか慣れている俺はしっかり勃ちあがっていた自身のモノを彼の後孔に当てる。
「まだ引き返せるけど」
「……るっせ。するならさっさとしろ」
 うーん、可愛げない返答。むしろ強がってるのが窺えて一周回って可愛く見えてくるよ。

「ちゃんと息しろよ。過呼吸になったら俺とチューしないといけなくなるぞ」
 おどけた口調で言ってみせるがわりと本気でそうなりかねない。過呼吸になったら呼吸を意識させる必要があるってどっかで見たし、緊急措置としてキスする方法しか知らない(そういう展開のドラマを見ただけ)
「そんな、ヤワじゃない……さっさとしろ……もう、こっちはしんどいんだぞ」
 一丁前に言ってくれちゃって……煽っていくねぇ。まぁそれに乗せられて好き勝手しようもんならこいつがガチ泣きしかねない。俺は抑えられる子。

「ん、じゃあ……挿れるな」
 余裕を取り繕いながらググッと腰を進める。
「う、あ……ハッ、はぁ……ンん゛……!」
 すっごい苦しそうだけど止める様子もないのでとりあえずいける所までいくことにした。おっと、いけたか。
「レイジ。いけたよ。だいたい入った」
 ちょっと根元を残して……八割ってとこか。さすがにいきなり全部挿れるのは気が引けた。当の本人は「ふあ……っ」と甘い声をこぼしている。初めてやるからかなりしんどいかと思ったけど先に飲んだ怪しい薬×2の効果は絶大のようだ。

「レイジー?聞こえてる?」
 このまま気を失われたらちょっと困るので投げ出されていた手に指を絡ませると即座に押し返された。
「やめ、ろ……触んな……何するか分からない」
「さっき枕でボコボコに殴られたけど」
 忘れたとは言わせないぞ。しかしレイジはなおも手を押し返す。

「そうじゃ、ない……汗、凍らせるかも……怪我させたくない……っ」
 今にも泣きそうな声で訴えられる。
 思い出した。そういえば以前、クルベスさんが『風邪引いて意識が朦朧としている時に自分の汗を凍らせてしまう』って言ってたっけ。
「傷つけるかも……そしたらお前、怖がるだろ……うっ、気持ち悪いって……思うだろ……っ」
 ポロポロと流す涙が氷の粒となり、散らばってゆく。こんな時までお前は……。

 

「なーに言ってんの。俺がそんなこと思うわけないじゃん」
 押し返された手を今一度握り返して笑いかける。
「お前の作る氷は何であろうと綺麗だし、俺はそれが堪らなく好きなの。万が一汗が凍ってもこうやって握ってれば溶けるだろ」
 それを証明するかのように、その端正な顔に貼りついていた小さな氷の粒に触れ「ほら溶けた」と言ってみせる。ところでこの氷、涙から出来てるわけだけど……しょっぱいのかな。
「お前……やっぱり馬鹿だ……どうかしてる」
「その馬鹿と今からするわけだけど」
「……うるせ。もういい、動けよ」
 うっわ、素直じゃねぇの。まぁ今に始まったことでもないからいいけど。
 お許し改め心の準備も整ったようなのでまずはゆっくりと浅く動かしていく。

「んっ……あ、ぅ……!エス、あぁ!エスタ、はっ、んう……!」
 いやここで名前呼ぶ!?完全に想定外でなんか昂っちゃうんですけど!?
「なに、なんで、ちょ、はやい……って!やだ、エスタ、とまぇ、ってぇ……!」
「なんで、そう煽ってくのかなぁ……!?」
 すっごい締め付けてくるわ、名前呼ぶわで。これで大人しくしてろってほうが無理では?
「や、うぁっ!それ、やめろよぉ!なんでソコばっかり……!」
 先ほど指でガンガンに喘いでいたソコを突くと閉じきらない口から嬌声しか出なくなる。うっわぁ、想像してた数倍はエロイ。

「ひぅ、エスタ、やだ……!んぃ!ばっ、ほんとにやめろって!イく、イきそぉ、らから……!」
「やめろって言ってますけどねぇ……!」
 ナカきゅうきゅう締めつけながら腰揺らしてんの見せられて。そんなのを前にお預け食らわせられるって拷問に近いぞ。あと今『馬鹿』って言おうとしただろ。

「ああ!い、えしゅら、イく、はぁ、イ――!」
 一際強く締まってナカが震えるとともにレイジのモノから本日二度目の白濁が飛び出る。
 その圧におされて自身も熱くうねるナカで弾けた。いや、舌っ足らずに『えしゅら』ってお前さ……。うわー、やばい。気持ちよさそうに震えてんのすっごいハレンチ。

 

「ン……っ」
 赤い舌がのぞく口を塞ぐ。幸いにも舌を噛んできたりはしなかった。
「ぅ、ん……は、ンん――!?」
 また勃ってる。鎌首をもたげたレイジのモノを撫で、まだ快感に震えていたソコを再び突き始める。
「んン、んっ!ハっ、おま、っざっけんなよ!も、出しただろ……!」
「したくない?もうやめちゃう?」
 さんざん煽ってきた&馬鹿って言った仕返しに自身のモノでグリグリと刺激してやると眉間にシワを寄せて悶える。渾身の睨みで俺を見上げる様にゾクゾクした。

「せめて、体勢かえろ……っ」
「はいはい、仰せのままに」
 ソコから自身のモノを引き抜くと白濁色の液体がこぼれる。……後処理のこと考えてなかったけど、ゴムつけとけばよかったか?もう出しちゃったしいっか。
 体勢変えろとは言われたもののレイジは自分で動けそうにないな。うーん、どうしよ。とりあえずバックでするか?うん、そうするか。
 よっこらせっとレイジの身体を反転させ、くてり、と力の抜けた腰を抱え上げる。

「じゃ、挿れるなー」
「ん、はっ……あぅ……!」
 カタカタと震えていたその手に自らの手を重ねる。挿れた時、若干腰が逃げたため空いていた左手を腹に回して固定した。
「ここ?気持ちいいとこ」
「に、は……!ひぁ――!」
 もう全身びくびく震えてるしマトモに返事できてないじゃん。
「んぅうう゛!イっへう、イっれ……!」
 そのお言葉通り痙攣してるナカを止まることなく突く。まじできつそうだったらさすがにやめる……やめられるかな。

「は、やっべ、また出、グ――ッ」
 とんでもない声にこれまた強い締めつけの前では堪えることなんて到底できない。どぷどぷと彼のナカに注ぐと彼も身体をわななかせた。……あれ?でも何にも出てないぞ。
「はぁ、う、あ……っ」
 空イキ……メスイキってやつ?まぁ本人は必死だし聞かないでおくか。